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PRISMA フローチャート 作り方システマティックレビュー5分PRISMAでレビューを書く人向け

PRISMAフローチャートの作り方。最後に描くのではなく、最初から数える

論文執筆の段階になって、いざPRISMAフローチャートを作ろうとしたら、数字が合わない。検索件数のメモがない。除外理由の内訳が思い出せない——。 この苦労、フローチャートの「描き方」の問題ではないんです。PRISMAフローチャートは最後に描く絵ではなく、レビューの全工程で数えてきた数字の置き場所です。この記事では、後で困らないための「数え方」から説明します。

公開日: 2026-07-22

この記事の内容

フローチャートは「論文の流量計」図が要求する数字の流れ「最初から数える」の実務難所は「フルテキスト除外の理由別集計」フローチャートの隣には、チェックリストもある道具の役割分担最後の検算:上から下まで足し算が合うかPaperfyで始める
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PRISMAフローチャートの作り方。最後に「描く」ものではなく、最初から「数える」もの

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フローチャートは「論文の流量計」

PRISMAフローチャートは、検索でヒットした論文が、どの工程で何件になり、最終的に何件残ったかを示す図です。

読者と査読者はこの図で、レビューの透明性を一目で確認します。数字がつながっていない図は、レビュー全体の信頼を下げてしまう——だからこそ丁寧に扱う価値があります。

図が要求する数字の流れ

大枠は次の流れです。各データベースでの特定件数→重複除去後の件数→タイトル・抄録スクリーニング件数と除外数→フルテキスト確認件数と理由別除外数→採択件数。

細部のボックス構成は、PRISMA 2020などの版によって定めがあります。執筆時は必ず、投稿先の指定とPRISMA公式の最新テンプレートを確認してください。 ここでは考え方に絞ります。

「最初から数える」の実務

やることはシンプルです。検索した日に、データベースごとの件数を記録する。重複除去した日に、除去後件数を記録する。スクリーニングの各段階で、除外件数を記録する。

各工程の「作業した日にその場で数字を残す」だけで、執筆時のフローチャートは空欄を埋める作業になります。 逆に、後から再構成する数字は、どこかで必ず合わなくなります。

難所は「フルテキスト除外の理由別集計」

フローチャートで一番手間取るのが、フルテキスト段階の除外理由の内訳です。ここは件数だけでなく、理由ごとの本数が要ります。

対策は、除外理由をあらかじめカテゴリ化しておき(対象外・介入が異なる・アウトカム未報告など)、除外のたびにカテゴリを選んで記録すること。スクリーニング方法の記事で書いた「その場で・言葉で」の習慣が、ここに直結します。

フローチャートの隣には、チェックリストもある

PRISMAには、フローチャートのほかに報告項目のチェックリストがあります。執筆時に慌てないよう、レビュー設計の段階で一度目を通しておくのがおすすめです。

どの項目をどこまで満たすべきかは、レビューの種類と投稿先によります。指導者・チームと確認してください。

道具の役割分担

件数の記録は、スプレッドシートやレビュー専用ツールが向いています。Paperfyはフローチャートを自動生成するツールではありません。

Paperfyが支えるのは、その手前です。フルテキスト確認の判断と理由を、論文のPDF・要約とセットで残しておく場所。理由別集計の元データが論文ごとに残っていれば、数字の突き合わせで迷子になりません。

最後の検算:上から下まで足し算が合うか

図を埋めたら、各段階の「残った数+除外された数=前段階の数」を上から順に検算します。

1件でも合わなければ、記録のどこかに漏れがあります。この検算が通った瞬間が、レビューの記録が完走した瞬間です。

この記事のチェックポイント

  • 検索日ごとに、データベース別の件数を記録した
  • 重複除去後の件数を残した
  • フルテキスト除外を理由カテゴリ別に数えられる
  • 各段階の足し算が合うことを検算した

数字の元になる「判断」を残す場所

Paperfyなら、フルテキスト確認の採否と理由が論文ごとに残り、フローチャートの数字合わせに強くなります。

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