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Paperfyノート
研究発表 原稿 AI学会準備8分発表原稿づくりに時間がかかる人向け

研究発表の原稿にAIを使う方法原稿は「読む」ためではなく「手放す」ために書く

発表原稿を一字一句書き上げて、当日はそれを読み上げる——実は、これが発表を一番つまらなくする方法だと言われたら、どう感じますか? 原稿を作ること自体は正しい準備です。問題は原稿の役割の捉え方にあります。良い原稿は、本番で読み上げるためではなく、練習で内容を体に入れて、最後は手放すために書くものです。AIを使えば、その「手放すための原稿」づくりは大きく時短できます。

公開日: 2026-07-22

この記事の内容

なぜ「読み上げ」は伝わらないのかステップ1:スライドから下書きをAIに作らせるステップ2:書き言葉を話し言葉に直すステップ3:数値と結論の言い回しを原文・データと照合するステップ4:耳で回して、原稿を手放していく質疑は原稿の外にある発表の根拠論文を耳で復習するPaperfyで始める

なぜ「読み上げ」は伝わらないのか

原稿を読み上げると、視線はスライドと手元に落ち、声は平板になり、聴衆との接点が消えます。内容が良くても「読んでいる人」の発表は記憶に残りません。

だから原稿のゴールを変えます。原稿は完成品ではなく、練習用の教材。 本番までに内容が体に入っていれば、当日は要点メモだけで話せます。

ステップ1:スライドから下書きをAIに作らせる

スライドの構成(各スライドの見出しと要点)を渡して、「7分の口演原稿の下書きを、スライドごとに作って」と頼みます。白紙から書くより、下書きを直す方が圧倒的に速いからです。

このとき、発表時間も必ず伝えます。目安として、日本語の口演は1分あたり約300字。7分なら2,000字強が上限です。AIの下書きが長ければ「300字/分のペースで収まるように削って」と調整させます。

ステップ2:書き言葉を話し言葉に直す

AIの下書きは、丁寧ですが「書き言葉」です。そのまま読むと硬く、棒読み感が増します。

直すポイントは3つ。①一文を短く切る(読点で息が続かない文は分割)。②漢語を和語に開く(「実施した」→「行いました」)。③自分が普段使わない言葉を、自分の言い方に置き換える。この置き換え作業こそが、内容を体に入れる練習の第一歩になります。AIに「話し言葉に直して」と頼んでもいいですが、最後の「自分の言い方」だけは自分でしか作れません。

ステップ3:数値と結論の言い回しを原文・データと照合する

原稿づくりでも、確認の原則は変わりません。結果の数値は自分の解析と一致しているか。結論の言い回しは、抄録・スライドと矛盾していないか。

口頭で言ってしまった「言い過ぎ」は、スライド以上に制御が効きません。 質疑で突かれるのも、たいてい原稿の中の一番強い一文です。提出物と同じ緊張感で照合してください。

ステップ4:耳で回して、原稿を手放していく

原稿ができたら、黙読ではなく声と耳で練習します。声に出して時間を計る。録音して聞き返す。通勤中に自分の発表を耳で流す。

3回も回すと、原稿を見なくても流れが口から出るようになります。その状態になったら、原稿は要点メモ(各スライド1行)に縮めて、本番はメモだけで臨む。 これが「手放す」の意味です。

質疑は原稿の外にある

原稿で守れるのは発表本編だけです。質疑は原稿の外からやってきます。

対策はシンプルで、想定問答を3つ作り、答えを一度声に出しておくこと。AIに「この発表への質問を10個挙げて」と頼むと、想定の網羅性が上がります。答えを作るのは、データを知っている自分の仕事です。

発表の根拠論文を耳で復習する

発表の根拠になる論文は、当日までに何度も読み返すことになります。Paperfyを使えば、論文PDFを約3分のラジオ番組に変換して、通勤中に耳で復習できます。

背景・手法・結果の数値・限界・意義が会話形式で流れるので、移動中に論文の全体像を再確認できます。前日の帰り道と当日の朝に1周ずつ聴いておけば、質疑への備えも固まります。詳細な数値や図表は、自分のPDFリーダーで論文を開いて確認してください。

発表原稿チェックリスト

  • 1分300字目安で発表時間内に収めた
  • 書き言葉を自分の話し言葉に置き換えた
  • 数値と結論の言い回しをデータ・抄録と照合した
  • 声と耳で3回回し、本番は要点メモで臨める状態にした

論文を、耳で復習する

Paperfyは論文PDFを約3分のラジオ番組に変換します。アカウント登録なしで1本お試しいただけます。発表の根拠論文を、移動中に耳で確認してください。

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